「夏越大祓式」(なごしのおおはらいしき)のご案内
大祓式とは6月30日と12月31日の年間2回行われる神事で、知らず知らずのうちに犯した罪や穢れをお祓いし、清く正しい心に戻るよう祈願する神事です。
※本年は、昨年まで行っていた人数制限を実施いたしません。
日時 令和5年6月30日(金)午後3時
(人形の最終締め切りは6月30日午後2時30分・当日参列の方は午後2時40分までに集合)
大祓式の歴史は古く、現在のかたちになったのは1300年ほど昔のことといわれております。人は日常生活を送る中で、知らず知らずのうちに罪を犯し、穢れ(けがれ)に触れてしまいます。
神道(しんとう)では、罪や穢れを溜めたままにすると災いがおこると考えられてきました。そうした災いを避け、常に清らかな気持ちで日々の生活を送れるように、罪や穢れを人形(ひとがた)に乗せて祓い清める神事が大祓式です。大祓式は6月と12月の年間2回行われ、特に6月の大祓式を「夏越の祓」(なごしのはらえ)と呼びます。
人形(ひとがた)とは
大祓式の前に、みなさまご自身で、人形を用いておはらいしていただきます。知らず知らずのうちに身についた罪や穢れ(けがれ)を人形に移して、おはらいします。
人形は社務所で配布しております。また郵送による頒布も可能です。初穂料はお気持ちでお納めください。
茅の輪くぐり
年間2回の大祓式のうち特に夏越の祓の時に茅の輪くぐりが行われます。茅を束ねて輪のかたちに作った茅の輪をくぐって罪穢れを清め、平穏無事な生活を願うものです。
茅の輪は大祓式後7月10日頃まで設置しておりますので、ご自由におくぐりください。