境内のご案内
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石鳥居 (国・重要文化財)
明神鳥居形式の美しい白色の鳥居で、宮城県最古の石鳥居です。主な部材である花崗岩は伊達忠宗公夫人振姫の郷里である岡山県犬島から海路で運びました。
本殿 (国・重要文化財)
本殿は御祭神がお鎮まりになる最も重要な建物です。鷹や天女、龍などの彫刻が彫られ、当時最先端の技術である七宝金具を使用した金具で装飾されています。七宝金具は全国に数十ある東照宮の中でも日光東照宮と仙台東照宮にしか使用されていません。
思いやり駐車場 8時から17時
足の不自由な方、小さなお子様連れのご家族などバリアフリーで参拝可能な駐車場です。階段を登れる方は下の参拝者駐車場に駐車し、鳥居をくぐってご参拝ください。
拝殿
神様がお鎮まりになる建物を本殿と呼び、それに対して人がお参りをする建物を拝殿と呼びます。日光東照宮をはじめ全国の東照宮は権現造と呼ばれる拝殿と本殿を同一の建物で作る形式がよく知られていますが仙台の東照宮はそれぞれ別の建物にしている所に特徴があります。拝殿は戦前焼失してしまいましたが、宮町を中心とした市民のご尽力により復興しました。
随身門 (国・重要文化財)
左右に随身像を据えた二階建ての門です。妙法院宮尭然親王筆の「東照宮」の扁額が掲げられています。大きな屋根は1.5km離れた宮町通りの南端からでもはっきりと視認できます。
御神橋
境内を流れる小川にかかる橋で、創建時にあった橋を再現したものです。川は梅田川の支流で、橋の周りに立つ樹齢100年前後の古桜が春の東照宮を彩ります。
石灯籠 (石鳥居附34基・国・重要文化財)
境内には石灯籠が38基あり、そのうち28基が表参道の石段脇に並んでいます。多くが伊達家一門御奉納のものです。有名な伊達騒動の結果撤去された灯籠もあります。石段下からは随身門を見上げ、石段上からは1.5km先までまっすぐ伸びた宮町通りを見下ろす2つの景観を構成しています。
古峯神社 (ふるみねじんじゃ)
栃木県鹿沼市にある古峯神社の御分霊をおまつりしたした神社で、日本武尊(やまとたけるのみこと)を御祭神としております。開運・除災・心願成就の神様として崇敬されております。
石灯籠 (拝殿前)
伊達忠宗公奉納の灯籠で、石鳥居と同じ岡山県犬島の花崗岩が使われています。拝殿焼失時の火災により、上部が黒くなっております。
神楽堂 (東照宮神楽・仙台市無形民俗文化財)
毎年4月第3土日に開催される春祭において東照宮神楽が奉納されます。門前町・宮町の方々を中心に現代に継承されています。
神輿堂
神輿4基を納める建物で、中でも1654年の創建時に江戸から御神体を運んだ東照宮神輿は東北一の大きさと言われ、藩主在仙の年に行われた仙台祭において仙台の城下町を一周いたしました。神輿はお正月や春祭期間に公開しています。
手水舎 (県・重要文化財)
参拝前に手を清める場所で、宮城県最古の手水舎建築です。水を貯める石は石鳥居と同じく岡山県から運んだものです。北側の梁の黒くなっている部分は拝殿焼失時の火災によるものと考えられます。
車祓所
新車のおはらいと交通安全祈願をするための場所です。西参道側から車で来られるようになっております。
唐門 (国・重要文化財)
鳳凰、麒麟、獅子の円形彫刻により装飾された扉は現在では4月17日の例祭日のみ開きます。維新時に銅瓦葺、飾金具を剥ぎ取られてしまいましたが、昭和の時代に修復いたしました。
透塀 (すきべい)(国・重要文化財)
本殿の周りを囲む透塀は一周約80メートルで、神職以外立ち入ることのできない塀の中を透かして見ることができます。
参集殿・社務所 9時00分から17時00分
御祈祷の受付や結婚式の控え室、神職が社務を行う場所です。神社にご用のある方はこちらにお越しください。
授与所 9時00分から16時30分
おふだやお守りを授与している場所で社務所の南側の部分です。
古札納所
古くなったおふだやお守り、神棚など神社に関わりあるものを納める場所です。※人形やぬいぐるみ、年賀状などはお預かりできません。
参拝者駐車場 8時30分から17時
参拝者駐車場です。駐車後鳥居をくぐってお参りください。足の不自由な方は坂道を車で登り思いやり駐車場をご利用ください。