現在の東照宮祭礼行列は、東照宮を出発して東照宮御旅所であった現東六小学校との間を往復する約3kmの行程で行われます。行列には東照宮神輿に加えて子ども神輿、稚児行列等を加え、合わせて東照宮神楽が奉納されます。(※令和5年は東六番丁校舎建て替え工事のため北六番丁小学校を御旅所として斎行いたします)
大神輿渡御
東照宮の神輿は江戸時代東北で最大と言われた大きな神輿です。随身門前で御神霊を乗せた神輿はゆっくりと石段を降り宮町通りに入ります。370年前の創建時に江戸から仙台まで担がれ、また以降たくさんの町人、仙台市民に担がれてきた神輿です。担ぎ手の交代をしながら御旅所であった東六小学校まで進み、そこで神事が執り行われます。担ぎ手は宮町などの東照宮周辺にお住いの方や仙台市民の中から広く募集し、白い装束をつけて担ぎます。
平成26年の神輿渡御
子どもみこし
東照宮周辺地域や仙台市の小学生が2機の子どもみこしが大神輿と同じ宮町通りを往復いたします。
子ども会などの団体や個人お申し込みも受け付けております。
子どもみこしは毎年東照宮の境内を渡御しておりますが、5年に1度境内を離れて宮町通りを渡御します。
稚児行列
お子様の健やかな成長をお祈りする、稚児行列を行なっております。
大正時代には行われていた記録がございます。
東照宮神楽 ― 仙台市登録文化財
神楽の紹介。神輿巡幸の際にしか演奏されない”はねっこ”の紹介など。